上行大動脈解離

注!図に書いてある左右とは関係無く、図に向かって左右の意味で説明をしてます。

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<<だいたいの流れ>>
11月1日、まずは近所の内科診療所?へ行き、レントゲンを撮ってもらい問診、急性大動脈解離と判明。
病室で酸素吸入をしてもらい 楽になったところで 紹介状を書いてもらって総合病院へ車で移動。
総合病院で再びレントゲン、CTスキャン、この時点で手術は決定。
そこでは手術が出来ないので、モルヒネを投与され 手術のできる病院ヘ、即刻 検査、手術(12時間)、入院。> 手術は、レーザーメスで胸を開き人工心肺法で、大動脈と大動脈弁を人工の物に交換(画像は下にあります。>
切開いた肋骨はワイヤーで固定、レーザーメスで切ったとこは縫わないで 自然治癒?なので、術後3日間は掻きむしらない様に ぐるぐるまきまきにされ、全身麻酔で寝かされてました、だから縫目はありません、ミミズ腫れみたいなのが 鎖骨の中央から、ヘソ上10センチくらいまである。
今は ぷっくりしてるけど、いずれペッタンコになるらしい。実際、傷が目立たないとこも出て来た。

03/07/31現在の画像

同じような手術をして、まぢゃより後に退院した人はペッタンコになっていた(羨)。した 寝たきりの三日間で すっかり筋肉が退化しちゃって、意識が戻った時は 一人で寝返りもうてない状態だったので1日中 寝てたから悪夢ばっかし見てた(もう二度とCCUには入りたくない)

悪夢1>
入院してる病院が ビルの中の5階くらいにある病院で、下の階には飲み屋が入ってて、実は看護師さんはそこでも働いてる。(ありえね〜〜〜)
ある日警察が来て、Drが逮捕されちゃって、『こんな病院に居て大丈夫!?』と思ったまぢゃは、看護師さんを呼んで 言いました「退院するので キャバを呼んで下さい」看護師さんは 途方にくれながら『まだ退院できる状態じゃないから 無理ですよー』と優しく諭された。

悪夢2>
まぢゃが入院してるのは 宇宙船の中で(たぶん医療器具が宇宙船っぽかったんだろぅ...?)地球に帰る日になったんだけど、天候が悪くて帰れなくなって、それでも何とか 地球に帰ってこられた。
日本に着く時間を 看護師さんに聞いてみる『日本には あとどれくらいで着くんですか?』実は、このセリフだけ、本当に看護師さんに聞いてしまった、看護師さん曰く『鈴木(旧姓)さん?ココどこだか解りますか? 鈴木さん手術したんですよ〜今日は5日ですよ解ります?』と言われて 我にかえり『あっ、すみません....』

悪夢3>
入院してたのは11月なのに、夢の中では真夏で 、倉庫の中みたいなトコだった。
逃げようとするんだけど 手術の後で体力がなく 起き上がる事もできない。
凄く暑くて、お腹がペコペコで地獄だった。
たまーに看護師さんが来て、体を拭いて着替えをさせてくれて また いなくなる。の繰り返し。

12日:流動食?開始、どんなにか この日が楽しみだったか♪
でも、手の力も食欲も退化してるので沢山食べられず(味が無くてマズかったせいもある)
朝は空腹&昼間の寝過ぎで2時頃には目が覚める。
空腹の目覚めは退院迄続く。
涙が出る程悲しい目覚めで、朝食の7時までが死ぬ程長かった。。。

13日:看護師さんの手を借りて車椅子に乗り、初めてCCUの外へ出る。
〜モルヒネのせいか、救急車で到着してすぐ意識が無くなり、気がついたのは術後 CCUの中だったので
CCUの外が どーなってるのか 全然知らなかった(だから ヘンな夢を見たワケ。?。
CCUから出て、病棟に出た時の開放感ったら♪

15日:CCUから個室に移り、その日のうちに自力で立ってるようになる。
それまでは 看護師さんの手助けがあっても 立つのがやっとだったんだけど、個室に移ってベットの高さを低くしたら 立てた。

16日:排尿を促す為のチューブを外す。
看護師さんが『歩いてトイレに行けるようなら、おしっこの管外しましょうか?』って言い出した
まだ歩くのが大変で億劫だったまぢゃには ちょっと不安だったけどしょうがないので外してもらった。
ナースコールを鳴らすのを憚って、一人でトイレに行った事を看護師さんに伝えると『ダメダメダメ!ヤメテ〜』って言われ、トイレに行く時は必ず 看護師さんを呼ぶよう約束した(まだフラフラしてたからネ...)
まぢゃは良い患者さんなので 誰かさんみたいに 言われた事は破らないのだった。

28日:点滴、コンパクト心電図、絆創膏(肋骨を固定してたワイヤー?を抜いた後の穴っぽこを塞いでた)が取れた♪ 身体に付いていたモノが全部取れた記念すべき日♪
そんでもって 術後初シャワー(補助付き)。

29日:階段を使って、看護師さんと,屋上へ♪平坦な廊下と違って階段はキツかったけど、海が見えて嬉しかった♪7階から屋上迄は階段でないと上がれないんで点滴があるウチは上がれなかったのだ、前日に全部取れたので、看護師さんに( ̄人 ̄)オ・ネ・ガ・イ♪して上がったんだった。
思ったより階段の昇り降りがキツかったので、この日から階段の練習を兼ねて屋上への散歩を開始
まぢゃの病室は5階だったんで、7階まではエレベーターで上って、そこから歩きって具合で、少し自信がついてきたら6階から歩いたり、と徐々に慣らしたんだった。

11/30日:この頃から、採血とレントゲンが1日置きになる。
月水金が採血、火木がレントゲン、土曜は無かったような、、、。

12/3日:エコー、レントゲン。

4日:CTスキャン。

6日:一人でシャワ−。

9日:カテ−テル検査。

10日:エコー、レントゲン。

11日:退院

人工心肺:心臓手術は心臓を止め、心臓内を無血状態にして手術をおこないます。手術中は血液を体外へ循環させ、人工肺で酸素などのガス交換を行い、ポンプで血液を体に戻すことで、生命維持を行います
心臓断面図 右側一番上の『大動脈』の太さは、通常2〜3センチだそうです。が、まぢゃが手術した時は12センチ程になっていたそうです。

そして、右側上から5番目の大動脈弁の『大動脈弁閉鎖不全症』による血液の逆流。

大動脈のカーブになっている部分を弓部大動脈と言い、その部分も腫れていた。そのうえ、上部に3本出ている 脳に繋がる血管も腫れていた為、そこも人工血管に置換。

↑これがホントの大動脈弁(模型?)。
どぅ開閉するのかは まぢゃには不明。

↑弁狭窄症だと こうなるんだって。
詳しくは札幌厚生病院循環器科の『心臓弁膜症』参照

僧坊弁と、大動脈弁は形が違うんですね〜★
↑まぢゃの場合は 3又に分かれる血管も置換しちゃってます。
人工血管
人工機械弁
因にコレが人工機械弁と、人工血管だぢょ♪
機械弁は 中央の2枚の羽がカチャカチャ動く、血液の流れで自然と開閉しゅるので、菌や血栓が詰まらない限りは 半永久物らしい。
画像は、実際まぢゃに使われているモノで、「日本ライフライン株式会社」の公式サイトより許可をえて掲載しています。



以下 資料借用サイト様
人工心肺入門(臨床工学部HP内)

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